問題
問30
営業利益を求める計算式はどれか。
- (売上高) - (売上原価)
- (売上総利益) - (販売費及び一般管理費)
- (経常利益) + (特別利益) - (特別損失)
- (税引前当期純利益) - (法人税、住民税及び事業税)
[出典:ITパスポート試験 令和4年度 問30]
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正解
正解は「イ」です。
解説
営業利益は、企業の本業による利益を示す指標です。正解の選択肢「イ」は「売上総利益 - (販売費及び一般管理費)」であり、これが営業利益の計算式です。売上総利益は売上高から売上原価を引いたもので、そこからさらに販売費及び一般管理費を引くことで営業利益が求められます。例えば、売上高が1000万円、売上原価が600万円、販売費及び一般管理費が200万円の場合、営業利益は200万円となります。
ア(売上高 - (売上原価)):
これは売上総利益の計算式であり、営業利益の計算式ではありません。
ウ(経常利益 + (特別利益) - (特別損失)):
これは経常利益に特別利益を加え、特別損失を引いたものであり、営業利益の計算式ではありません。
エ(税引前当期純利益 - (法人税、住民税及び事業税)):
これは税引前当期純利益から法人税等を引いたものであり、営業利益の計算式ではありません。
難易度
普通
この問題は基本的な会計知識を問うものであり、IT未経験者や初心者でも理解できる内容です。ただし、会計用語に慣れていない場合は少し難しく感じるかもしれません。
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用語補足
売上総利益:
売上高から売上原価を引いたもので、企業の本業による利益を示します。
販売費及び一般管理費:
企業の営業活動にかかる費用で、広告費や人件費などが含まれます。
対策
この問題を解くためには、基本的な会計用語とその意味を理解することが重要です。特に、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益などの用語をしっかりと覚え、それぞれの計算式を理解しておくことが必要です。また、実際の企業の財務諸表を見て、どの項目がどの利益に該当するかを確認することで、より理解が深まります。