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【最新版】ITパスポート試験 予想問題(マネジメント) [問23] 模擬試験で最短合格!

問題

問23

あるプロジェクトで、40時間の作業を予定していたタスクが、現時点で30時間の実作業で60%完了している。このとき、EAC(完成時予想コスト)は何時間か。

  • 40時間
  • 45時間
  • 50時間
  • 60時間

正解

正解は「」です。

解説

 この問題では、プロジェクトマネジメントにおける「EAC(Estimate at Completion:完成時予想コスト)」を求める問題です。 EACは、現在の進捗状況から最終的にどれだけのコスト(ここでは時間)がかかるかを予測する指標です。 計算式は、実績値と進捗率をもとに以下のように求められます。

EAC = 実績コスト ÷ 進捗率

 ここでの「実績コスト」は、現時点で使った時間(30時間)です。「進捗率」は、60%(= 0.6)です。 したがって、 EAC = 30 ÷ 0.6 = 50時間 となります。
よって、完成までに必要な時間は「50時間」と予測されます。

日常の例えで言えば、100ページの本を読むのに30分使って60ページまで読み終えたとします。そこから全体を読み終えるのに必要な時間を予測すると、「30分 ÷ 0.6 = 50分」になりますね。それと同じ理屈で、プロジェクトの進捗をもとに最終的にかかる時間を見積もるのがEACです。 このようにEACの計算は、実績を進捗率で割るだけの比較的シンプルな方法で求めることができます

  • ア(40時間):
     これは当初の予定時間であり、実際の進捗や実績コストを考慮していません。進捗率が60%なのに30時間も使っているため、当初計画通りには終わらないことが明らかです。
  • イ(45時間):
     EACの計算では使われない中途半端な推測値です。進捗率をもとに計算すると50時間が正しく、45時間では現実的な予測とは言えません。
  • エ(60時間):
     これは「30時間で60%だから、残り40%に同じペースで20時間×2=60時間」と誤って2倍するケースですが、EACの正しい計算は実績÷進捗率で求めます。
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難易度

 この問題は、プロジェクトマネジメントにおける基礎的な計算(EACの算出)を問う問題で、基本的な四則演算ができれば解ける内容です。ただし、公式の意味や使いどころを理解していないと間違えやすいため、初心者にとっては「やや易しい~標準」レベルといえます。

用語補足

EAC(完成時予想コスト):
 プロジェクト完了までにかかると予想される総作業時間やコストを示す指標で、EAC=実績時間÷進捗率の式で算出します。進捗に遅れがあれば、EACは予定より大きくなります。

作業進捗率:
 プロジェクトがどの程度完了しているかを示す割合で、「完了した作業量 ÷ 全体の作業量」で計算されます。たとえば60%の進捗は全体の6割が完了していることを意味します。

実績時間:
 実際にかかった作業時間のことです。プロジェクトの進捗管理において、予定時間との差分を把握するために用いられます。

対策

 EACの計算式(EAC=実績時間 ÷ 完了率)は定番の出題内容なので、公式を覚えるだけでなく、実際の数値を当てはめて計算練習をしておくことが重要です。表やグラフ付きの問題にも対応できるよう、進捗管理の基本知識も合わせて確認しましょう。


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