問題
問88
IoTデバイスで収集した情報をIoTサーバに送信するときに利用されるデータ形式に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
「a」形式は、コンマなどの区切り文字で、データの区切りを示すデータ形式であり、「b」形式は、マークアップ言語であり、データの論理構造を、タグを用いて記述できるデータ形式である。

[出典:ITパスポート試験 令和4年度 問88]
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正解
正解は「イ」です。
解説
正解は「イ」の「CSV」と「XML」です。CSV(Comma-Separated Values)は、コンマなどの区切り文字を使用してデータを区切る形式で、主に表形式のデータを扱う際に使用されます。一方、XML(Extensible Markup Language)は、マークアップ言語であり、データの論理構造をタグを用いて記述することができます。これにより、データの階層構造や属性を表現することが可能です。
ア(CSV JSON):
JSONはJavaScript Object Notationの略で、データの論理構造を記述する形式ですが、マークアップ言語ではありません。
ウ(RSS JSON):
RSSはReally Simple Syndicationの略で、主にウェブサイトの更新情報を配信するための形式であり、コンマ区切りのデータ形式ではありません。また、JSONもマークアップ言語ではありません。
エ(RSS XML):
RSSはXMLをベースにした形式ですが、コンマ区切りのデータ形式ではありません。
難易度
普通
この問題は、基本的なデータ形式の知識を問うものであり、ITパスポート試験の範囲内であれば理解しやすい内容です。初心者でも学習すれば解答できるレベルです。
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用語補足
CSV:
CSVはComma-Separated Valuesの略で、データをコンマで区切って表現する形式です。例えば、Excelで作成した表をCSV形式で保存すると、各セルのデータがコンマで区切られたテキストファイルになります。
XML:
XMLはExtensible Markup Languageの略で、データの論理構造をタグを用いて記述するマークアップ言語です。例えば、ウェブページの構造やデータの階層構造を表現するのに使用されます。
対策
この問題を解くためには、基本的なデータ形式についての知識を身につけることが重要です。特に、CSVやXMLなどの代表的なデータ形式の特徴や用途を理解しておくと良いでしょう。また、IoTに関連するデータ形式についても学習しておくと、より試験対策に役立ちます。