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ITパスポート試験 平成28年度秋期 [問19] 過去問解説

問題

問19

イーサネットのLANや無線 LAN などに関する標準化活動を推進している、米国の学会はどれか。

  • ICANN
  • IEEE
  • ISO
  • W3C

[出典:ITパスポート試験 平成28年度秋期 問19]

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「IEEE」です。 IEEE(アイ・トリプル・イー)は、電気・電子工学分野における世界最大の専門家組織であり、特にコンピュータネットワークの分野で重要な標準化活動を行っています。 イーサネット(有線LAN)や無線LAN(Wi-Fi)の規格は、このIEEEによって策定されています。

 例えば、無線LANの規格である「IEEE 802.11」は、IEEEが定めたものです。 私たちが日常でインターネットを使う際に、有線ケーブルでパソコンをつなげたり、Wi-Fiを使ってスマートフォンをネットに接続したりしますが、これらの通信がスムーズに行われるのは、IEEEが定めた共通のルール(標準)があるおかげです。このルールがあることで、異なるメーカーの機器同士でも問題なく通信できるのですね。

  このように、IEEEは、電気・電子技術や情報技術の発展に不可欠な国際的な標準化団体であり、特にLANや無線LANの技術的な基盤を支えているため、この問題の選択肢の中で最も適切と言えます。

ア(ICANN):
 ICANNは、インターネット上のドメイン名やIPアドレスの割り当てなどを管理する国際的な非営利団体です。LANや無線LANの標準化とは異なります。
ウ(ISO):
 ISOは、様々な工業製品やサービスの品質、安全性、環境などに関する国際的な標準化を行う機関です。IT分野でも標準化を行いますが、イーサネットや無線LANの物理層・データリンク層の直接的な標準化を推進しているのはIEEEです。
エ(W3C):
 W3Cは、World Wide Web(WWW)で利用される技術の標準化を行っています。HTMLやCSSなどがその例で、LANや無線LANの標準化とは異なります。

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難易度

 この問題の難易度は中程度です。ITパスポート試験のテクノロジ系では、国際的な標準化団体や組織の役割を問う知識問題が頻繁に出題されます。各団体の活動内容を正確に覚えていれば解答できますが、名称が似ているため混同しやすいかもしれません。初心者の方は、それぞれの組織が何を専門にしているのかを具体例とともに覚えることが重要です。

用語補足

イーサネット:
 有線LANで最も広く使われている通信規格です。例えば、自宅でルーターからパソコンへLANケーブルを挿してインターネットに繋ぐときに使われる技術がイーサネットです。

無線LAN:
 無線通信技術を使って、パソコンやスマートフォンなどをネットワークに接続する技術です。「Wi-Fi(ワイファイ)」という名称でよく知られており、カフェや自宅でコードなしでインターネットに繋ぐのがその例です。

標準化活動:
 多くの人が共通して使えるように、製品や技術の規格やルールを定める活動です。例えば、スマートフォンの充電器の形がどのメーカーでも大体同じなのは、標準化によって使いやすくなっているためです。

学会:
 ある学問分野の専門家が集まって、研究発表や情報交換を行う団体です。IT分野の学会は、新しい技術の研究や標準化をリードする役割を担います。

対策

 この問題を解くためのポイントは、主要な国際的な標準化団体や組織の名称と、それぞれがどのような分野の標準化活動を担っているかを正確に理解することです。特に、LANや無線LANといったネットワーク技術の標準化はIEEEが担当していることをしっかり覚えましょう。ICANN、ISO、W3Cなどの他の団体との違いも明確にしておくことが対策になります。

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