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ITパスポート試験 平成30年度春期 [問20] 過去問解説

問題

問20

ブレーンストーミングの進め方のうち、適切なものはどれか。

  • 自由奔放なアイディアは控え、実現可能なアイディアの提出を求める。
  • 他のメンバの案に便乗した改善案が出ても,とがめずに進める。
  • メンバから出される意見の中で、テーマに適したものを選択しながら進める。
  • 量よりも質の高いアイディアを追求するために、アイディアの批判を奨励する。

[出典:ITパスポート試験 平成30年度春期 問20]

正解

正解は「」です。

解説

 ブレーンストーミングは、新しいアイデアを自由に出し合うことで、創造的な解決策を見つけるための会議手法です。この手法には「4つの原則」があり、その一つに「便乗(結合)を歓迎する」というものがあります。これは、他の人のアイデアに刺激を受けて、さらに新しいアイデアや改善案を出すことを積極的に推奨するという意味です。アイデアが煮詰まっても、誰かのアイデアに乗っかることで、新たな発想が生まれることがあります。

 例えば、友人と旅行の計画を立てる際に、一人が「沖縄に行きたい」と言い、それに対して別の人が「沖縄ならダイビングもいいよね」と付け加えるようなイメージです。このように、アイデアを批判せずに広げていくことで、より多くの、そして質の高いアイデアに繋がりやすくなります。したがって、「他のメンバの案に便乗した改善案が出ても、とがめずに進める」という選択肢は、ブレーンストーミングの原則に合致するため、正解となります。

ア(自由奔放なアイディアは控え、実現可能なアイディアの提出を求める。):
 ブレーンストーミングでは、自由奔放なアイデアを歓迎し、現実性や実現可能性は後で評価します。アイデアの質よりも量を重視するため、制約なく発言することが求められます。
ウ(メンバから出される意見の中で、テーマに適したものを選択しながら進める。):
 ブレーンストーミングの段階では、アイデアの選択や評価は行いません。まずはアイデアを出し尽くすことに集中し、評価は次のステップで行います。
エ(量よりも質の高いアイディアを追求するために、アイディアの批判を奨励する。):
 ブレーンストーミングでは、アイデアの批判は厳禁です。批判があると参加者は自由に発言しにくくなり、アイデアの量が減り、多様な発想が生まれにくくなります。

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難易度

 この問題は、ITパスポート試験で頻出する「ブレーンストーミング」の基本的な原則を理解しているかを問うものです。知識があれば比較的容易に正解できます。初学者にとっては、ブレーンストーミングの「4つの原則」をしっかり覚えておくことがポイントになります。具体的な原則を理解していれば、迷うことなく適切な選択肢を選ぶことができるでしょう。

用語補足

ブレーンストーミング:
 複数人で自由な発想に基づいてアイデアを出し合う会議手法です。アイデアをたくさん出すことに重点を置き、批判はしません。例えば、新しい商品アイデアを考えるときに、どんなに突飛なアイデアでもまずは声に出して共有するようなものです。

4つの原則 (ブレーンストーミング):
 ブレーンストーミングを効果的に行うための基本的なルールです。「批判厳禁」「自由奔放」「量より質(を意識せず量を出す)」「便乗歓迎」の4つがあります。

便乗(結合):
 他の人が出したアイデアに、さらに自分のアイデアや改善案を付け加えて発展させることです。例えば、「キャンプに行こう」というアイデアに対して、「テントは貸し出しで、バーベキューセットも用意しよう」と追加で意見を出すようなイメージです。

批判厳禁:
 ブレーンストーミング中に、出されたアイデアを否定したり、評価したりすることを禁止する原則です。これにより、参加者が安心して自由に発言できる雰囲気を作ります。例えば、発表されたアイデアに対して「それは無理だよ」と言わないようにすることです。

対策

 この問題を解くためのポイントは、ブレーンストーミングの「4つの原則」を正確に理解しておくことです。特に「批判厳禁」「自由奔放」「量より質(を意識せず量を出す)」「便乗歓迎」の4つを覚えておけば、どの選択肢が適切か、不適切かを見極めることができます。普段の仕事や学校生活でグループワークをする際にも役立つ考え方なので、具体例を交えながら覚えるのが効果的です。


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