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ITパスポート試験 平成28年度秋期 [問90] 過去問解説

問題

問90

次のうち、通信可能な最大距離が最も短いものはどれか。

  • Bluetooth
  • IrDA
  • NFC
  • Wi-Fi

[出典:ITパスポート試験 平成28年度秋期 問90]

正解

正解は「」です。

解説

 正解はウのNFCです。NFC(Near Field Communication)は、数センチメートル(通常10センチ以内)という非常に短い距離で通信を行う無線通信技術です。これは、交通系ICカードを改札機にかざしたり、スマートフォンを対応する端末にかざして決済したりする際に利用されています。通信距離が短いことで、セキュリティを確保しやすく、また消費電力を抑えられるという特徴があります。

 例えば、お財布ケータイで買い物をする際、意図しない場所で勝手に決済されることがないのは、NFCの通信距離が極めて短いためです。問題文の「通信可能な最大距離が最も短いもの」という条件に合致するのは、このNFCとなります。

ア(Bluetooth):
 Bluetoothは数メートルから数十メートルの通信距離を持ち、ワイヤレスイヤホンやマウスなどの接続に使われる技術です。NFCよりも通信距離が長いです。
イ(IrDA):
 IrDA(赤外線通信)は、数十センチメートルから数メートルの通信距離を持つ技術で、テレビのリモコンなどに利用されています。NFCよりも通信距離が長いです。
エ(Wi-Fi):
 Wi-Fiは数十メートルから数百メートルの通信距離を持ち、家庭やオフィスでインターネットに接続する際に広く使われる技術です。NFCよりも通信距離が格段に長いです。

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難易度

 この問題の難易度は比較的易しいと言えます。各無線通信技術の基本的な特性、特に通信距離の違いを理解していれば、容易に正解にたどり着けるでしょう。日常的に使われている技術が多いので、実生活での利用シーンを思い浮かべながら考えると覚えやすい問題です。

用語補足

NFC:
 NFC(Near Field Communication)は、近距離無線通信技術の略です。スマートフォンをかざして支払いをする電子マネーや、ICカードでの入退室管理など、数センチメートルという非常に短い距離での通信に利用されます。

Bluetooth:
 Bluetooth(ブルートゥース)は、数メートルから数十メートル程度の範囲で無線通信を行う技術です。ワイヤレスイヤホンで音楽を聞いたり、マウスやキーボードをパソコンに接続したりする際に使われます。

IrDA:
 IrDA(Infrared Data Association)は、赤外線を利用した無線通信技術です。主にテレビのリモコンなど、機器同士を直接向き合わせて使う比較的短距離(数メートル以内)の通信に用いられます。

Wi-Fi:
 Wi-Fi(ワイファイ)は、無線LANの標準規格の一つで、インターネット接続によく利用されます。家庭のルーターから電波を飛ばして、スマートフォンやパソコンをインターネットに繋ぐのが典型的な例です。

対策

 この問題を解くためのポイントは、主要な無線通信技術(NFC、Bluetooth、IrDA、Wi-Fi)それぞれの通信距離と主な用途を正確に把握することです。特にNFCは、他の技術と比べて圧倒的に通信距離が短いという特徴を覚えておきましょう。普段の生活でこれらの技術がどのように使われているかを具体的に想像すると、理解が深まります。比較表を作成して整理するのも効果的です。


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