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ITパスポート試験 平成28年度秋期 [問15] 過去問解説

問題

問15

複数人が集まり、お互いの意見を批判せず、質より量を重視して自由に意見を出し合うことによって、アイディアを創出していく技法はどれか。

  • ブレーンストーミング
  • ベンチマーキング
  • ロールプレイング
  • ワークデザイン

[出典:ITパスポート試験 平成28年度秋期 問15]

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「ブレーンストーミング」です。ブレーンストーミングとは、会議などで新しいアイデアを出すために用いられる特別な技法を指します。この技法の主なルールは、「批判厳禁」と「質より量」です。参加者は、どんなに突飛なアイデアでも自由に発言し、他の人の意見を批判したり評価したりせず、とにかく多くのアイデアを出すことを目指します。この段階ではアイデアの良し悪しは問いません。

 例えば、新しい会社のロゴを考える際に、「丸い形が良い」「動物のキャラクターを使いたい」「未来的なデザインが良い」といった意見を、良いか悪いかを判断せずに、思いつくままにどんどん出していくイメージです。こうすることで、互いのアイデアが刺激し合い、単独では思いつかなかったような斬新な発想が生まれることが期待されます。

イ(ベンチマーキング):
 ベンチマーキングは、自社の製品やサービス、業務プロセスなどを業界の優良企業と比較し、その差を分析して改善点を見つける手法です。アイデア創出とは目的が異なります。
ウ(ロールプレイング):
 ロールプレイングは、特定の役割を演じることで、コミュニケーション能力の向上や問題解決のシミュレーションを行う訓練手法です。アイデアを自由に出し合う技法ではありません。
エ(ワークデザイン):
 ワークデザインは、仕事の内容や方法、組織の体制などを設計・再構築することです。これは業務改善や効率化を目的としますが、アイデアを自由に出し合う技法ではありません。

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難易度

 この問題は、基本的なビジネス分析手法に関する知識を問うもので、ITパスポート試験のストラテジ分野によく出題されます。選択肢の用語も比較的耳にする機会が多いものなので、それぞれの意味を理解していれば容易に正解できるでしょう。初学者にとっても、基本的な用語として学習しておきたい内容です。

用語補足

ブレーンストーミング:
 複数人で自由に意見を出し合い、互いの意見を批判せずに多くのアイデアを生み出すための会議手法です。例えば、新商品の名前を考える際に、思いつくままに様々な候補を出し合うようなイメージです。

ベンチマーキング:
 自社の業務プロセスや製品などを、業界トップクラスの企業と比較・分析し、自社の改善点を見つけ出す手法です。例えば、競合他社の顧客サービスが優れている理由を調査し、自社に取り入れることを検討する活動です。

ロールプレイング:
 参加者が特定の役割を演じることで、実践的な経験を積み、スキル向上や問題解決を図る訓練手法です。例えば、新入社員が顧客役と店員役を演じて接客の練習をするようなケースです。

ワークデザイン:
 業務内容や職務、組織構造などを設計し、社員のモチベーションや生産性を高めることを目的とした活動です。例えば、テレワークの導入に伴い、新しい働き方やチームの連携方法を計画するようなことです。

対策

 この問題は、ITパスポート試験のストラテジ分野で問われるビジネスに関する基礎知識、特に「アイデア創出技法」についての理解度を測るものです。各選択肢の用語の意味を正確に把握しておくことがポイントです。日頃からビジネス関連のニュースや用語に触れ、それぞれの目的や特徴を関連付けて覚えるようにしましょう。


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