問題
問83
PCに接続されている周辺機器を制御、操作するためのソフトウェア
- PCに接続されている周辺機器を制御、操作するためのソフトウェア
- PCの電源投入直後に起動され、OSが動作する前に、ハードディスクやキーボードなどに対する基本的な入出力ができるようにするソフトウェア
- 動画を含むページを表示するために、Webブラウザに組み込むソフトウェア
- 複数のファイルを一つのファイルにまとめたり、まとめたファイルを元に戻したりするソフトウェア
[出典:ITパスポート試験 平成30年度春期 問83]
正解
正解は「ア」です。
解説
正解は「ア」です。デバイスドライバは、パソコン本体と周辺機器(プリンター、マウス、キーボードなど)がスムーズに連携するために必要なソフトウェアです。
例えば、プリンターのドライバがインストールされていないと、パソコンからプリンターに印刷指示を出しても、プリンターはそれを理解できず、印刷できません。つまり、デバイスドライバは、パソコンと周辺機器との「通訳」のような役割を果たしています。他の選択肢は、OS(オペレーティングシステム)やWebブラウザ、ファイル圧縮ソフトの機能説明であり、デバイスドライバの役割とは異なります。
イ(PCの電源投入直後に起動され、OSが動作する前に、ハードディスクやキーボードなどに対する基本的な入出力ができるようにするソフトウェア):
これはOS(オペレーティングシステム)の役割の一部、特にブートローダーやBIOS/UEFIの説明に近いです。デバイスドライバはOSが起動した後に、各周辺機器を制御します。
ウ(動画を含むページを表示するために、Webブラウザに組み込むソフトウェア):
これは、Webブラウザに内蔵されているプラグインや、Webページを表示するためのレンダリングエンジンの説明にあたります。デバイスドライバはハードウェアの制御に特化しています。
エ(複数のファイルを一つのファイルにまとめたり、まとめたファイルを元に戻したりするソフトウェア):
これは、ZIPなどのファイル圧縮・解凍ソフトの機能説明です。デバイスドライバは、ハードウェアを制御するためのソフトウェアです。
難易度
この問題は、ITの基本的な知識を問うものであり、比較的解きやすいと考えられます。デバイスドライバの役割を理解していれば、正解を導き出すことが可能です。専門的な知識は不要ですが、PCの仕組みに触れたことがある方であれば、よりスムーズに解答できるでしょう。IT未経験者でも、PCの周辺機器との連携について基本的なイメージを持てていれば、推測で正解にたどり着ける可能性もあります。
用語補足
デバイスドライバ:
パソコン本体と、プリンターやマウス、キーボードなどの周辺機器が、互いに連携して正しく動作するために必要なソフトウェアのことです。例えば、プリンターのドライバーがインストールされていないと、パソコンから印刷指示を出しても、プリンターはそれを理解できず、印刷できません。
OS(オペレーティングシステム):
パソコンやスマートフォンなどのコンピューターを動かすための基本的なソフトウェアのことです。WindowsやmacOS、Linux、iOS、Androidなどがこれにあたります。OSは、アプリケーションソフトを動かしたり、キーボードからの入力や画面表示などのハードウェアを管理したりします。
Webブラウザ:
インターネット上のWebページ(ホームページ)を表示するためのソフトウェアのことです。Google ChromeやMicrosoft Edge、Safariなどが代表的です。Webブラウザを通して、私たちは様々な情報にアクセスできます。
ファイル圧縮・解凍ソフト:
複数のファイルを一つにまとめたり、その逆で一つのファイルにまとめられたものを元に戻したりする(解凍する)ためのソフトウェアのことです。ZIP形式などが有名で、ファイルを小さくして保存したり、メールで送ったりする際に便利です。
対策
デバイスドライバの役割を正確に理解することが重要です。周辺機器との「通訳」というイメージを持ち、パソコン本体とハードウェアをつなぐソフトウェアであることを把握しましょう。他の選択肢は、OS、Webブラウザ、ファイル圧縮ソフトなど、異なる役割を持つソフトウェアの説明なので、それぞれの機能とデバイスドライバの役割を比較して判断することが対策となります。

