問題
問65
インターネットで URL が「http://srv01.ipa.go.jp/abc.html」の Web ページにアクセスするとき、このURL中の「srv01」は何を表しているか。
- “ipa.go.jp”が Web サービスであること
- アクセスを要求する Web ページのファイル名
- 通信プロトコルとして HTTP 又は HTTPS を指定できること
- ドメイン名「ipa.go.jp」に属するコンピュータなどのホスト名
[出典:ITパスポート試験 平成30年度春期 問64]
正解
正解は「エ」です。
解説
正解は「ドメイン名『ipa.go.jp』に属するコンピュータなどのホスト名」です。URLは、インターネット上の情報の場所を表す住所のようなもので、いくつかの要素から構成されています。今回のURL「http://srv01.ipa.go.jp/abc.html」を分解すると、「http」は通信に使うプロトコル、「srv01.ipa.go.jp」はアクセス先のコンピュータを表す名前、「abc.html」は要求するファイル名を表しています。
このうち「srv01」は、「ipa.go.jp」というドメインに属する個々のコンピュータやサーバを識別するための名前であり、これをホスト名と呼びます。例えば、マンションの住所で「建物名」がドメイン名、「部屋番号」がホスト名に相当すると考えると分かりやすいです。同じドメイン名の中でも、用途の異なる複数のサーバを区別するためにホスト名が使われます。
したがって、「srv01」はWebページを提供している特定のサーバを示す名前であり、ドメイン名の一部として重要な役割を持っています。この理由から、選択肢エが正解となります。
ア(“ipa.go.jp”が Web サ…):
「ipa.go.jp」は組織や管理単位を表すドメイン名であり、Webサービスそのものを表すものではありません。WebサービスかどうかはURLだけでは判断できません。
イ(アクセスを要求する…):
アクセスを要求するWebページのファイル名は「abc.html」に該当します。「srv01」はファイル名ではありません。
ウ(通信プロトコルとし…):
通信プロトコルを指定しているのはURLの先頭にある「http」や「https」の部分であり、「srv01」はプロトコルを示していません。
難易度
初心者の観点で見ると、この問題の難易度は比較的やさしく、解きやすい部類に入ります。URLを「インターネット上の住所」として理解できていれば、プロトコルやファイル名といった分かりやすい部分を消去し、「srv01」がサーバを表す名前だと判断できます。一方で、「ホスト名」と「ドメイン名」の違いを知らない場合は迷いやすいですが、URLの構造を一度学習していれば対応可能です。基礎知識の定着を確認する入門的な問題といえます。
用語補足
URL:
インターネット上の情報の場所を示す表記です。住所のような役割を持ち、どこにどの情報があるかを示します
ホスト名:
ドメイン内で個々のコンピュータやサーバを識別するための名前です。例として「srv01」や「www」などがあります。
ドメイン名:
組織や管理単位を表す名前で、「ipa.go.jp」のように階層構造になっています。インターネット上の住所の一部です。
HTTP:
Webページを閲覧する際に使われる通信規約です。ブラウザとサーバが情報をやり取りするための決まりごとです。
対策
URLは「プロトコル」「ホスト名」「ドメイン名」「パス(ファイル名)」に分解して考えることが重要です。特にドットで区切られた部分は右からドメイン名、左側がホスト名になる点を押さえましょう。住所に例えて考えると理解しやすく、ITパスポート試験ではURLの構成要素を正確に見分ける力が問われます。

