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ITパスポート試験 令和8年度 [問19] 過去問解説

問題

問19

サーバ上にインストールされたアプリケーションソフトウェアを,インターネット経由で利用者に提供する事業者,又はそのサービス形態として,適切なものはどれか。

  • ASP
  • ISP
  • アウトソーシング
  • データウェアハウス

[出典:ITパスポート試験 令和8年度 問19]

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「ASP」です。ASPは「Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)」の略称です。これは、事業者のサーバにインストールされた業務用のソフトなどを、インターネットを通じてユーザーに提供する仕組みやその事業者のことを指します。

 以前は、ソフトを使いたいときは自分のパソコン一台一台にCD-ROMなどからインストールする必要がありましたが、ASPを利用すれば、Webブラウザなどを通じてどこからでもソフトをすぐに利用できます。日常的な例えで言うなら、映画をDVDで買って自分の家だけで見るのではなく、動画配信サービス(NetflixやYouTubeなど)を使って、ネット越しに好きな時に視聴するようなイメージです。利用者は高価なソフトを購入したり、複雑な管理をしたりする必要がなく、必要な時に必要な分だけ月額料金などで手軽に利用できるのが最大のメリットです。

 近年では「SaaS(サース)」という言葉もほぼ同じ意味で使われますが、試験ではどちらも重要なキーワードとして頻出しますので、しっかり覚えておきましょう。

イ(ISP):
 インターネット接続サービスを提供する事業者のことで、いわゆるプロバイダを指します。アプリの提供ではありません。
ウ(アウトソーシング):
 自社の業務の一部を外部の専門業者に委託すること全般を指す言葉です。ITに限らず、清掃や経理の代行なども含まれます。
エ(データウェアハウス):
 意思決定のために大量のデータを整理・蓄積しておく専用のデータベースのことで、サービス形態を指す言葉ではありません。

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難易度

 IT用語の基本中の基本を問う問題であり、難易度は低めです。「ASP」や「SaaS」といったクラウド関連の用語は現在のIT社会では日常的に使われるため、未経験者の方でも一度意味を理解すれば得点源にしやすいでしょう。略称のアルファベット一文字ずつの意味(Aはアプリケーションなど)を意識すると、他の似たような略語と混同せずに自信を持って解答できるようになります。

用語補足

ASP:
 アプリケーションをネット経由で貸し出すサービスのことです。例:ブラウザ上で動作する家計簿ソフトなど。

ISP:
 インターネット回線への接続をサポートする業者のことです。例:光回線の契約をするプロバイダ(OCNやSo-netなど)。

SaaS:
 必要な機能をネット経由で利用するソフトの提供形態です。例:GmailやSlack、Zoomなどのサービス。

アウトソーシング:
 社外のリソースを活用して業務を行うことです。例:専門会社に給与計算やコールセンター業務を任せること。

対策

 この問題を解くための対策としては、ITパスポートで頻出する「アルファベット略語」を整理して覚えることが重要です。特にASP、ISP、SaaS、IaaSなどの違いは明確にしておきましょう。問題文にある「アプリケーションソフトウェア」と「インターネット経由」というキーワードを見つけたら、ASPやSaaSが正解になる可能性が高いとパターン化して覚えるのが非常に効率的です。

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