ITパスポート試験　令和6年度 [問3]　問題＆解説

問題

問3

未来のある時点に目標を設定し、そこを起点に現在を振り返り、目標実現のために現在すべきことを考える方法を表す用語として、最も適切なものはどれか。

• PoC (Proof of Concept)
• PoV (Proof of Value)
• バックキャスティング
• フォアキャスティング

[出典：ITパスポート試験 令和6年度 問3]

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正解

正解は「ウ」です。

解説

難易度

やや易しい
　この問題は、バックキャスティングとフォアキャスティングの違いを理解しているかを問う基本的な内容です。ITパスポートの学習範囲内でよく扱われる概念であり、選択肢の用語も基礎的なものが多いため難易度はやや易しいと評価しました。ただし、用語の違いに馴染みがないと誤解しやすい側面もあります。

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用語補足

バックキャスティング

　未来の目標を設定し、その目標から逆算して現在何をすべきかを考える方法です。例えば、10年後にカーボンニュートラルを達成するために、現在からどのような技術開発や政策が必要かを逆算して計画を立てます。

PoC (Proof of Concept)

　新しいアイデアや技術が実現可能かどうかを確認するためのプロセスとなります。例えば、新しいソフトウェアの機能が実際に動作するかどうかを確認するためのプロトタイプを作成します。

PoV (Proof of Value)

　新しい技術やアイデアが実際に価値を生むかどうかを確認するプロセスです。例えば、新しいマーケティング戦略が実際に売上を増加させるかどうかをテストします。

フォアキャスティング

　過去のデータや現在のトレンドを基に未来を予測する方法です。例えば、過去の売上データを基に来年の売上を予測します。