ITパスポート試験　令和5年度 [問3]　問題＆解説

問題

問3

観光などで訪日した外国人が国内にもたらす経済効果を示す言葉として、最も適切なものはどれか。

• アウトソーシング
• アウトバウンド需要
• インキュベーター
• インバウンド需要

[出典：ITパスポート試験 令和5年度 問3]

スポンサーリンク

正解

正解は「エ」です。

解説

　インバウンド需要とは、外国人観光客が日本国内で消費することによって生じる経済効果を指します。
訪日外国人が宿泊施設を利用したり、飲食店で食事をしたり、観光地を訪れることで生じる経済活動が該当します。日本政府は観光業を振興し、インバウンド需要を増やすための施策を行っています。

• ア (アウトソーシング):
  　業務を外部の企業に委託することを指し、観光に関する経済効果とは関係がありません。
• イ (アウトバウンド需要):
  　日本人が海外旅行をすることによって生じる需要を指し、訪日外国人による経済効果とは異なります。
• ウ (インキュベーター):
  　新規事業やスタートアップ企業を支援するための仕組みを指し、観光に関する経済効果とは無関係です。

難易度

易しい
　インバウンド需要という用語はニュースや経済記事などで頻繁に使われるため、比較的簡単に解答できる問題です。

スポンサーリンク

用語補足

インバウンド需要：
　訪日外国人が国内で消費することによって生じる経済効果のこと。例えば、外国人観光客がホテルに宿泊したり、日本のレストランで食事をすることが該当します。

対策

• インバウンド需要とアウトバウンド需要の違いを理解し、それぞれの具体例を覚えることが重要です。