問題
問16
マイナンバーに関する説明のうち、適切なものはどれか。
- 海外居住者を含め、日本国籍を有する者だけに付与される。
- 企業が従業員番号として利用しても構わない。
- 申請をすれば、希望するマイナンバーを取得できる。
- 付与されたマイナンバーを、自由に変更することはできない。
[出典:ITパスポート試験 令和4年度 問16]
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正解
正解は「エ」です。
解説
正解は「エ」の「付与されたマイナンバーを、自由に変更することはできない。」です。マイナンバーは一度付与されると、基本的には変更することができません。これは、マイナンバーが個人を一意に識別するためのものであり、変更が容易にできるとその目的が達成できなくなるためです。例えば、電話番号やメールアドレスのように簡単に変更できるものではなく、個人の一生にわたって使用されるものです。
ア(海外居住者を含め、日本国籍を有する者だけに付与される。):
マイナンバーは日本国内に住民票がある全ての人に付与されるため、海外居住者には付与されません。
イ(企業が従業員番号として利用しても構わない。):
マイナンバーは個人情報であり、企業が従業員番号として利用することはできません。
ウ(申請をすれば、希望するマイナンバーを取得できる。):
マイナンバーは自動的に付与されるものであり、希望する番号を取得することはできません。
難易度
普通
マイナンバー制度についての基本的な知識を問う問題であり、特別な専門知識を必要としないため、普通の難易度としました。
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用語補足
マイナンバー:
マイナンバーは、日本国内に住民票がある全ての人に付与される12桁の個人番号です。個人を一意に識別するために使用され、税や社会保障などの行政手続きで利用されます。
個人情報:
個人情報とは、特定の個人を識別できる情報のことです。氏名、住所、生年月日、電話番号などが含まれます。マイナンバーも個人情報の一部です。
対策
マイナンバー制度についての基本的な知識を身につけることが重要です。特に、マイナンバーの付与対象や利用方法、変更の可否について理解しておくと良いでしょう。