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ITパスポート試験 令和3年度 [問66] 問題&解説

問題

問66

RGBの各色の階調を、それぞれ3桁の2進数で表す場合、混色によって表すことができる色は何通りか。

  • 8
  • 24
  • 256
  • 512

[出典:ITパスポート試験 令和3年度 問66]

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正解

正解は「」です。

解説

 RGBの各色の階調を、それぞれ3桁の2進数で表す場合、1色あたりの可能な値の数は 2^3 = 8通りです。RGBは赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の組み合わせで色を表現するため、それぞれの色の可能な値の組み合わせを求めると、8 × 8 × 8 = 512通りの色を表すことができます。

 例えば、2進数で「000」は最も暗い色(強度0)、「111」は最も明るい色(強度7)を表します。各色がこのような8段階の強度を持ち、RGBの3色を組み合わせることで、異なる色を作ることができます。日常的な例として、ディスプレイの画面で使用されるカラーコードは、RGBの組み合わせによって表示される色を決定します。

ア(8):
 これはRGBのいずれかの1色だけの可能な値の数であり、3色すべての組み合わせを考慮していません。

イ(24):
 これは誤りです。RGBの各色が異なる強度で表される場合、組み合わせが24通りではなく、8×8×8通りになります。

ウ(256):
 これは各色が8ビット(256通り)で表される場合の組み合わせを誤認したものですが、本問では3ビット(8通り)であるため、誤りです。

難易度

普通
 RGBの各色の2進数の表現を理解していれば解答できる問題ですが、3色の組み合わせを考慮する必要があるため、基本的な論理計算を理解していることが求められます。

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用語補足

RGBカラー:
  赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの色を組み合わせてさまざまな色を作る方法で、ディスプレイやデジタル画像で使用されます。

2進数:
  0と1の2つの数字を使って情報を表現する方法で、コンピュータ内部のデータ処理に使われます。

対策

 RGBの色の表現方法を理解し、2進数の階調の仕組みを学ぶことが重要です。特に、各色のビット数による表現可能な組み合わせを計算できるようにしておくと、試験で適切な選択がしやすくなります。


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