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ITパスポート試験 令和2年度 [問95] 問題&解説

問題

問95

伝送速度が20 Mbps(ビット/秒)、伝送効率が80%である通信回線において、1 Gバイトのデータを伝送するのに掛かる時間は何秒か。ここで、1 Gバイト=10^3 Mバイトとする。

  • 0.625
  • 50
  • 62.5
  • 500

[出典:ITパスポート試験 令和2年度 問95]

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正解

正解は「」です。

解説

 問95の正解は「エ」です。この問題では、伝送速度と伝送効率を用いて、1 Gバイトのデータを伝送するのに掛かる時間を計算します。

 まず、1 Gバイトは10^3 Mバイトであり、これをビットに変換すると、
  1 Gバイト = 10^3 Mバイト × 8 × 10^6 ビット = 8 × 10^9 ビット
となります。

 次に、伝送速度が20 Mbps(ビット/秒)であり、伝送効率が80%であるため、実際の伝送速度は
  20 Mbps × 0.8 = 16 Mbps
となります。

したがって、
  伝送時間はデータ量 ÷ 実際の伝送速度 = 8 × 10^9 ビット ÷ 16 × 10^6 ビット/秒 = 500 秒
となります。これにより、正解は「エ」の500秒です。

ア(0.625):
 0.625秒は計算結果として非常に短すぎます。伝送速度とデータ量を考慮すると、現実的ではありません。
イ(50):
 50秒は計算結果として短すぎます。伝送速度とデータ量を考慮すると、正しい計算結果ではありません。
ウ(62.5):
 62.5秒は計算結果として短すぎます。伝送速度とデータ量を考慮すると、正しい計算結果ではありません。

難易度

 この問題の難易度は中級です。データ量の変換と伝送速度の計算が必要であり、基本的なネットワークの知識が求められます。初心者には少し難しいかもしれませんが、ITパスポート試験の範囲内であり、しっかりと学習すれば解ける問題です。

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用語補足

伝送速度:
  伝送速度とは、データを送信する速度のことです。例えば、20 Mbpsは1秒間に20メガビットのデータを送信できる速度を意味します。

伝送効率:
  伝送効率とは、実際にデータが送信される効率のことです。例えば、80%の伝送効率は、理論上の最大速度の80%でデータが送信されることを意味します。

対策

 この問題を解くためには、データ量の単位変換と伝送速度の計算方法を理解することが重要です。特に、ビットとバイトの変換や伝送効率の計算方法を学習し、基本的なネットワークの仕組みを押さえておくと良いでしょう。


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