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ITパスポート試験 令和2年度 [問76] 問題&解説

問題

問76

従業員に貸与するスマートフォンなどのモバイル端末を遠隔から統合的に管理する仕組みであり、セキュリティの設定や、紛失時にロックしたり初期化したりする機能をもつものはどれか。

  • DMZ
  • MDM
  • SDN
  • VPN

[出典:ITパスポート試験 令和2年度 問76]

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正解

正解は「」です。

解説

 選択肢「イ」のMDM(Mobile Device Management)は、企業が従業員に貸与するスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を遠隔から統合的に管理するための仕組みです。MDMを使用することで、セキュリティの設定や、端末の紛失時にリモートでロックしたり初期化したりすることができます。これにより、企業の情報漏洩を防ぎ、端末のセキュリティを確保することができます。

ア(DMZ):
 DMZ(Demilitarized Zone)は、外部ネットワークと内部ネットワークの間に設置される中間領域で、外部からの攻撃を防ぐためのセキュリティ対策です。モバイル端末の管理には直接関係ありません。

ウ(SDN):
 SDN(Software-Defined Networking)は、ネットワークをソフトウェアで制御する技術で、ネットワークの柔軟な構成や管理を可能にしますが、モバイル端末の管理には適していません。

エ(VPN):
 VPN(Virtual Private Network)は、インターネットなどの公衆ネットワークを利用して、プライベートな通信を行うための技術です。モバイル端末の管理には直接関係しません。

難易度

 この問題の難易度は中程度です。MDMという用語を知っていれば容易に解答できますが、他の選択肢もIT用語として一般的に知られているため、混乱する可能性があります。ITパスポート試験の受験者にとっては、基本的なセキュリティ対策の知識が求められる問題です。

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用語補足

MDM:
 MDM(Mobile Device Management)は、企業が従業員に貸与するモバイル端末を遠隔から統合的に管理するための仕組みです。セキュリティの設定や、紛失時のリモートロック、初期化などの機能を提供します。

DMZ:
 DMZ(Demilitarized Zone)は、外部ネットワークと内部ネットワークの間に設置される中間領域で、外部からの攻撃を防ぐためのセキュリティ対策です。主にサーバーの保護に使用されます。

対策

 この問題を解くためには、MDMやDMZなどの基本的なセキュリティ用語を理解しておくことが重要です。特に、企業が従業員に貸与するモバイル端末の管理方法についての知識を深めることが求められます。ITパスポート試験の過去問を解くことで、出題傾向を把握し、関連する用語を確実に覚えておきましょう。


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