スポンサーリンク

ITパスポート試験 令和2年度 [問73] 問題&解説

問題

問73

関係データベースにおいて、表Aと表Bの積集合演算を実行した結果はどれか。

[出典:ITパスポート試験 令和2年度 問73]

スポンサーリンク

正解

正解は「」です。

解説

 問73の正解は「エ」です。関係データベースにおける積集合演算とは、2つの表に共通する行を抽出する操作です。表Aと表Bの積集合を求めるためには、両方の表に存在する品名と価格の組み合わせを探します。

 表Aには「ガム 100」「せんべい 250」「チョコレート 150」があり、表Bには「せんべい 250」「チョコレート 150」「どら焼き 100」があります。この中で共通する組み合わせは「せんべい 250」と「チョコレート 150」です。したがって、積集合演算の結果は「エ」の選択肢となります。

ア(ガム 100、せんべい 250、チョコレート 150、どら焼き 100):
 積集合演算では、両方の表に共通する行のみを抽出するため、表Aにしか存在しない「ガム 100」や表Bにしか存在しない「どら焼き 100」は含まれません。
イ(ガム 100、せんべい 500、チョコレート 300、どら焼き 100):
 「せんべい 500」や「チョコレート 300」は表Aと表Bに共通していないため、積集合演算の結果には含まれません。
ウ(せんべい 500、チョコレート 300):
 「せんべい 500」や「チョコレート 300」は表Aと表Bに共通していないため、積集合演算の結果には含まれません。

難易度

 この問題の難易度は初心者にとって中程度です。積集合演算の基本的な理解が必要ですが、表の内容を比較するだけで解答できるため、複雑な計算は不要です。

スポンサーリンク

用語補足

積集合演算:
  2つの集合に共通する要素を取り出す操作です。例えば、A集合が{1, 2, 3}でB集合が{2, 3, 4}の場合、積集合は{2, 3}です。

関係データベース:
  データを表形式で管理するデータベースです。各表は行と列から構成され、行はレコード、列はフィールドと呼ばれます。

対策

 この問題を解くためには、関係データベースの基本操作を理解することが重要です。特に、積集合演算や和集合演算の違いを明確に理解し、表の内容を正確に比較できるように練習することが対策となります。


タイトルとURLをコピーしました