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ITパスポート試験 令和2年度 [問49] 問題&解説

問題

問49

ある会社ではサービスデスクのサービス向上のために、チャットボットを導入することにした。チャットボットに関する記述として、最も適切なのはどれか。

  • PCでの定型的な入力作業を、ソフトウェアのロボットによって代替することができる仕組み
  • 人の会話の言葉を聞き取り、リアルタイムに文字に変換する仕組み
  • 頻繁に寄せられる質問とそれに対する回答をまとめておき、利用者が自分で検索できる仕組み
  • 文字や音声による問合せ内容に対して、会話形式でリアルタイムに自動応答する仕組み

[出典:ITパスポート試験 令和2年度 問49]

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正解

正解は「」です。

解説

 正解は「エ」の「文字や音声による問合せ内容に対して、会話形式でリアルタイムに自動応答する仕組み」です。チャットボットは、利用者からの問い合わせに対して自動的に応答するシステムであり、特にリアルタイムでの応答が求められる場面で有効です。

 例えば、カスタマーサポートの場面では、利用者が質問を入力すると、チャットボットが即座に回答を提供することで、迅速な対応が可能になります。これにより、利用者の満足度が向上し、サービスの質も向上します。

ア(PCでの定型的な入力作業を、ソフトウェアのロボットによって代替することができる仕組み):
 RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に関する記述であり、チャットボットの機能とは異なります。

イ(人の会話の言葉を聞き取り、リアルタイムに文字に変換する仕組み):
 音声認識技術に関する記述であり、チャットボットの機能の一部ではありますが、全体的な機能を説明しているわけではありません。

ウ(頻繁に寄せられる質問とそれに対する回答をまとめておき、利用者が自分で検索できる仕組み):
 FAQシステムに関する記述であり、チャットボットの機能とは異なります。

難易度

 この問題の難易度は初心者向けです。チャットボットの基本的な機能について理解していれば、正解を選ぶことができます。選択肢の内容も比較的具体的であるため、簡単に解答できる問題です。

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用語補足

チャットボット:
  チャットボットは、人工知能を利用して人間の会話を模倣し、リアルタイムで自動応答するシステムです。例えば、ウェブサイトの問い合わせフォームで利用者が質問を入力すると、チャットボットが即座に回答を提供します。

サービスデスク:
  サービスデスクは、企業や組織が提供するサービスに関する問い合わせやサポートを行う窓口です。例えば、ITサポートや顧客サービスなどが含まれます。

対策

 この問題を解くためには、チャットボットの基本的な機能を理解することが重要です。チャットボットがどのようにサービスデスク業務を効率化するかを学び、他の選択肢との違いを明確にすることで、正確な知識を身につけることができます。


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