問題
問4
情報を縦横2次元の図形パターンに保存するコードはどれか。
- ASCIIコード
- Gコード
- JANコード
- QRコード
[出典:ITパスポート試験 令和元年度 問4]
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正解
正解は「エ」です。
解説
正解は「エ」のQRコードです。QRコードは情報を縦横2次元の図形パターンに保存する代表的なコードです。白と黒の四角形(モジュール)を格子状に配置することで、数字や文字、URLなどの情報を記録できます。
例えば、スマートフォンでQRコードを読み取るとウェブサイトにアクセスできるのは、この技術を活用したものです。QRコードは従来のバーコードと比べて格段に多くの情報を記録でき、また汚れや破損に強い特徴があります。
ア(ASCIIコード):
文字を数字で表す1次元の文字コードです。2次元の図形パターンではありません。
イ(Gコード):
主に工作機械の制御に使われるコードで、2次元コードとは関係ありません。
ウ(JANコード):
商品に使われる1次元バーコードで、縦横2次元のパターンではありません。
難易度
この問題の難易度は「易しい」です。QRコードは日常生活でよく目にするため、その特徴を理解していれば容易に正解を選べます。ただし、他のコードとの違いを明確に理解する必要があるため、完全な初心者には選択肢の内容を確認する必要があるかもしれません。
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用語補足
QRコード:
1994年に開発された2次元コードで、Quick Response(高速応答)の略です。最大7,089文字の数字や4,296文字の英数字を記録でき、スマートフォン決済やチケットなどに広く使われています。
JANコード:
日本の標準商品コードで、スーパーなどの商品に印刷されている1次元バーコードです。13桁または8桁の数字で商品を識別します。
対策
この問題を解くためには、まず主要なコードの種類と特徴を理解しましょう。特にQRコードとバーコードの違いを明確にすることが重要です。実際にスマートフォンでQRコードを読み取ってみたり、スーパーでJANコードを観察したりすると、実践的な理解が深まります。また、ASCIIコードが文字コードであること、Gコードが工作機械用であることなど、他のコードの用途も覚えておくと良いでしょう。