問題
問9
アプリケーションソフトに関する説明として、オープンソースソフトウェアに該当するものはどれか。
- 販売元が提供する有償ソフト
- 使用にはライセンス認証が必要
- ソースコードが公開されており、改変・再配布が可能
- 利用するにはハードウェアが限定される
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正解
正解は「ウ」です。
解説
正解は「ウ」の「ソースコードが公開されており、改変・再配布が可能」です。オープンソースソフトウェア(OSS)とは、そのソフトウェアの設計図にあたるソースコードが公開されていて、誰でも自由に利用、改変、再配布ができるソフトウェアのことです。
例えば、LinuxやApacheなどが代表例です。オープンソースは開発者や利用者にとって自由度が高く、コミュニティによる改良やバグ修正も活発です。例えるなら、料理のレシピがインターネットで無料公開されていて、誰でも自由にアレンジして再配布できるようなものです。
ア(販売元が提供する有償ソフト):
オープンソースソフトは無償で提供されることが多く、販売元が制限を設けた有償ソフトとは異なります。
イ(使用にはライセンス認証が必要):
商用ソフトウェアに多い特徴であり、オープンソースソフトはライセンス自体はありますが、認証を求めることは基本的にありません。
エ(利用するにはハードウェアが限定される):
これは専用ハードウェア向けソフトの特徴であり、オープンソースソフトは多くの環境で動作できるように作られています。
難易度
この問題はIT初心者にとってはやや易しいレベルです。なぜなら、オープンソースソフトはLinuxやFirefoxなど日常生活でも耳にすることが多く、用語の意味さえ理解していれば正解にたどり着けるからです。
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用語補足
オープンソースソフトウェア:
ソースコードが一般公開されており、誰でも自由に使用・改変・再配布が可能なソフトウェアのことです。
ライセンス認証:
ソフトウェアの利用権を証明するための手続き。主に有償ソフトで使われ、無断利用を防ぐ目的があります。
有償ソフトウェア:
対価を支払って使用するソフトウェアで、利用条件が厳しく制限される場合があります。
対策
オープンソースソフトウェアと商用ソフトウェアの違いを明確に理解しておきましょう。特にソースコードの公開、改変・再配布の可否、利用条件といった観点から整理して覚えるとよいです。