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【最新版】ITパスポート試験 | 予想問題(テクノロジ) [問83] 模擬試験で最短合格!

問題

問83

次のうち、「モバイルデバイス管理(MDM)」の目的として最も適切なものはどれか。

  • スマートフォンやタブレット端末の業務利用を統制・管理する
  • メモリカードをフォーマットする
  • キーボード入力を高速化する
  • パスワードを使い回す

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正解

正解は「」です。

解説

 正解は「スマートフォンやタブレット端末の業務利用を統制・管理する」です。モバイルデバイス管理(MDM)は、企業などで利用されるスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を安全かつ効率的に管理するための仕組みです。

 具体的には、端末の設定管理、アプリケーションの配布、セキュリティポリシーの適用、紛失・盗難時の遠隔操作などを行い、業務での利用を統制・管理します。これにより、情報漏えいのリスクを減らし、端末の適切な利用を促進します。

 例えば、社員が持つスマホが紛失した場合、遠隔でデータを消去することもできます。日常の例で言えば、学校の校則のように、MDMは端末にルールを設定して守らせる役割を持っています。これに対して他の選択肢はMDMの目的とは無関係であり、管理やセキュリティの観点からも誤りです。

イ(メモリカードをフォーマットする):
 これはデータを消去し初期化する操作であり、MDMの主目的ではありません。
ウ(キーボード入力を高速化する):
 キーボードの入力速度向上はソフトウェアやハードウェアの性能向上に関わることであり、MDMとは無関係です。
エ(パスワードを使い回す):
 パスワードの使い回しはセキュリティリスクが高く、推奨されません。MDMはむしろ安全な利用を促進します。

難易度

 この問題の難易度は初心者向けの基礎的な知識確認問題です。モバイルデバイス管理(MDM)の基本的な目的や役割を理解していれば容易に答えられます。スマートフォンやタブレットの業務利用が増加している現代では、MDMの重要性も高まっており、ITパスポートの基本知識として覚えておきたい内容です。

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用語補足

モバイルデバイス管理(MDM):
企業がスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を安全に管理・運用する仕組みです。遠隔操作で端末の設定変更やデータ消去が可能です。

フォーマット:
記憶媒体(メモリカードなど)のデータをすべて消去して初期化する操作です。パソコンの再セットアップ時などに使われます。

パスワード:
コンピュータやサービスにアクセスする際の本人確認手段の一つで、第三者に知られないよう管理する必要があります。使い回しは危険です。

対策

 この問題を解くためには、モバイルデバイス管理(MDM)の基本的な目的や役割を理解することが重要です。ITパスポートの教科書や資料でMDMに関する部分をしっかり学び、実際に企業がどのようにスマホやタブレットを管理しているかの事例を知ると理解が深まります。また、セキュリティ関連用語の基本もあわせて覚えることをおすすめします。