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【最新版】ITパスポート試験 | 予想問題(テクノロジ) [問71] 模擬試験で最短合格!

問題

問71

以下のうち、リレーショナルデータベースの特徴として最も適切なものはどれか。

  • データが非構造化で格納される
  • 表形式で管理され、SQLで操作できる
  • WebサイトのHTMLと連携して動作する
  • 主に画像処理を得意とする

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「イ:表形式で管理され、SQLで操作できる」です。リレーショナルデータベース(RDB)は、データを「表(テーブル)」形式で整理して格納するデータベースの一種です。各テーブルは行(レコード)と列(フィールド)で構成され、項目ごとに値を持ちます。この構造は、Excelの表に似ており、初心者にも馴染みやすい形式です。

 RDBの大きな特徴は、構造化されたデータを効率的に保存・検索・操作できる点にあります。これを実現するのが「SQL(Structured Query Language)」という専用の言語です。SQLを使うことで、「どの条件に合うデータを表示する」「新しいデータを追加する」などの処理が簡単に行えます。

 例えば、社員の名簿を管理する場合、社員ID、氏名、部署、入社日などの情報を表形式で保存しておき、SQLを用いて「営業部の社員だけを表示する」といった操作が可能になります。このように、表形式での管理とSQLの利用は、リレーショナルデータベースの基本的かつ代表的な特徴です。

  • ア(データが非構造化で格納される):
     リレーショナルデータベースは「構造化データ」を扱います。非構造化データはNoSQLやデータレイクなど別の技術で扱うのが一般的です。
  • ウ(WebサイトのHTMLと連携して動作する):
     リレーショナルデータベース自体はHTMLとは直接連携しません。WebアプリケーションがRDBと連携する場合でも、それはプログラムが仲介しています。
  • エ(主に画像処理を得意とする):
     画像処理はRDBの得意分野ではありません。画像などの非構造化データの処理には、専用の画像処理ソフトやAI技術が適しています。
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難易度

 この問題はIT初心者でも比較的理解しやすい基礎知識レベルの問題です。リレーショナルデータベースやSQLに関する基本的な特徴を理解していれば正解できる内容であり、過去問題でも頻出するテーマなので、学習の初期段階でも十分に対応可能です。

用語補足

リレーショナルデータベース(RDB):
データを「表(テーブル)」の形式で管理するデータベースです。各表は行と列で構成され、同じ属性のデータを管理します。Excelのような見た目で想像するとわかりやすいです。

SQL(Structured Query Language):
データベースを操作するための言語で、データの検索、登録、更新、削除などができます。例えば「SELECT * FROM 社員 WHERE 部署=’営業’;」のように使います。

構造化データ:
明確な形式(表や項目)が決まっているデータのことです。例えば社員名簿や売上データのように、決まった項目に沿って記録されるデータがこれに当たります。

対策

 リレーショナルデータベースの基本的な構造(表形式)と、操作に使用するSQLの存在を理解しておくことが大切です。また、非構造化データや画像処理など、他の技術分野との違いも区別して覚えましょう。RDBとNoSQLの違いも併せて学習すると、知識の幅が広がります。


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