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【最新版】ITパスポート試験 | 予想問題(テクノロジ) [問7] 模擬試験で最短合格!

問題

問7

画像ファイルの圧縮形式であり、可逆圧縮を行うものはどれか。

  • JPEG
  • PNG
  • MP3
  • MPEG

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「イ:PNG」です。PNG(Portable Network Graphics)は、画像ファイルの形式の1つで、可逆圧縮方式を採用しています。可逆圧縮とは、圧縮前のデータを完全に復元できる圧縮方式です。画像の品質を落とさずにファイルサイズを小さくできるため、図やアイコン、スクリーンショットなどでよく使用されます。

 たとえば、文書に貼り付けるキャプチャ画像などは、細かい文字や線がそのまま維持されるPNG形式が適しています。

 一方、JPEGは「非可逆圧縮」方式であり、ファイルサイズを小さくする代わりに一部のデータを失い、画質が劣化します。音声や動画に使われるMP3やMPEGも非可逆圧縮であり、元のデータの一部が失われます。したがって、選択肢の中で可逆圧縮に該当するのはPNGだけです。

ア(JPEG):
 JPEGは非可逆圧縮の画像形式で、圧縮により画質が劣化します。写真などには適しますが、可逆ではありません。
ウ(MP3):
 MP3は音声ファイルの非可逆圧縮形式であり、画像形式ではなく、また可逆圧縮でもありません。
エ(MPEG):
 MPEGは動画の圧縮形式で、こちらも非可逆圧縮であり、画像専用でも可逆でもありません。

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難易度

 この問題はファイル形式に関する基本的な知識を問うものであり、初心者にとってはやや難しく感じる可能性があります。ただし、日常的に画像ファイルに触れている方であれば、知っておくべき重要な知識です。

用語補足

可逆圧縮:
 データを圧縮しても、元のデータに完全に復元できる方式です。例:ZIP、PNG。

非可逆圧縮:
 一部のデータを失うことで高い圧縮率を実現する方式です。復元しても元には戻りません。例:JPEG、MP3。

PNG:
 画像ファイル形式の一つで、可逆圧縮を用い、高画質な画像を保持したまま圧縮できます。背景の透過にも対応しています。

対策

 画像や音声などのファイル形式ごとの圧縮方式(可逆・非可逆)については頻出です。実際のファイルを見て、どの形式がどの特徴を持つのかをまとめて覚えると理解が深まります。

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