問題
問42
データベースにおいて「主キー(Primary Key)」の役割として最も適切なものはどれか。
- 文字列データの検索速度を上げる
- 複数のデータ型を結合するために用いる
- 各レコードを一意に識別するために設定する
- テーブルの容量制限を定義する
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正解
正解は「ウ」です。
解説
正解は「各レコードを一意に識別するために設定する」です。データベースにおける「主キー(Primary Key)」とは、テーブル内の各レコード(行)を一意に識別するために用いられる項目です。つまり、主キーの値は、テーブル内で重複してはいけませんし、空欄(NULL)も許されません。
例えば、社員データを管理するテーブルであれば、「社員ID」が主キーとして使われ、同じIDの社員が存在することはありません。これにより、どの社員の情報なのかを正確に特定することができます。主キーを使うことによって、他のテーブルとの関連付け(リレーション)や、データの整合性を保つことが可能になります。
日常生活で言えば、主キーは「マイナンバー」のようなもので、個人を一意に識別するために存在します。主キーを正しく設定することで、データの検索・更新・削除といった操作を安全かつ効率的に行えるのです。
- ア(文字列データの検索速度を上げる):
主キーが設定されていると検索速度が上がることもありますが、主な目的は「一意に識別すること」です。検索速度の向上はインデックスの設定によって行われるため、主キーとは異なる目的です。 - イ(複数のデータ型を結合するために用いる):
データ型の結合に主キーは関係ありません。異なるデータ型を結合するのは型変換やSQLのJOINなどの機能であり、主キーの役割とは無関係です。 - エ(テーブルの容量制限を定義する):
テーブルの容量制限は主キーではなく、データベース管理システム(DBMS)やテーブル定義時の制約設定などによって決定されるものであり、主キーの役割とは異なります。
難易度
本問は、データベースの基本的な概念である「主キー」に関する知識を問うものであり、ITパスポート試験においては基礎レベルの問題です。初心者でも用語の意味を理解していれば解ける内容のため、難易度は「易しい」といえます。初学者向けに非常に良い練習問題です。
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用語補足
主キー(Primary Key):
テーブル内のレコードを一意に識別するために設定される項目です。重複やNULLが許されず、例としては「社員ID」「商品コード」などがよく使われます。
レコード:
データベースのテーブルにおける1行分のデータを指します。例えば、社員テーブルであれば1人分の情報(名前、ID、部署など)が1つのレコードになります。
テーブル:
データを行と列の形式で格納する構造で、スプレッドシートのような形式です。複数のレコードが格納され、それぞれの列は「項目(フィールド)」を表します。
対策
この問題に正解するためには、「主キー」の定義とその役割を正しく理解しておくことが大切です。また、主キーとインデックスや外部キーの違いについても学んでおくと、類似問題に強くなります。図や例を使って覚えるのが効果的です。