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【最新版】ITパスポート試験 | 予想問題(テクノロジ) [問2] 模擬試験で最短合格!

問題

問2

WebサイトのURL「https://example.com」において、「https」が示す意味として最も適切なものはどれか。

  • ポート80番を使用する通信
  • 暗号化されていないHTTP通信
  • 暗号化されたHTTP通信
  • FTP通信

正解

正解は「」です。

解説

 正解は「ウ:暗号化されたHTTP通信」です。「https」は「HyperText Transfer Protocol Secure」の略で、Web上でやりとりされる情報をSSL/TLSという暗号化技術によって保護しながら送受信する通信プロトコルです。

 HTTPはもともと暗号化されていないため、通信内容が盗み見られるリスクがありますが、httpsを使うことで第三者による盗聴や改ざんを防ぐことができます。

 たとえば、オンラインショッピングなどでクレジットカード情報を入力する場面では、httpsが使用されていることが必須です。ブラウザのアドレスバーに鍵のマークが表示されるのは、このhttpsによって暗号化通信が行われている証拠です。したがって、httpsが示す意味として最も適切なのは「暗号化されたHTTP通信」となります。

  • ア(ポート80番を使用する通信):
     ポート80番は通常、暗号化されていないHTTPで使用されます。httpsではポート443番を使用します。
  • イ(暗号化されていないHTTP通信):
     httpは暗号化されていない通信ですが、httpsはそれに暗号化を追加した形式です。
  • エ(FTP通信):
     FTPはファイル転送プロトコルであり、Webサイトの表示とは直接関係ありません。httpsとは異なるプロトコルです。
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難易度

 この問題は、URLの構造とhttpsの基本的な意味を理解していれば容易に解答できます。日常的にWebブラウザを使っている人にとっては見慣れた要素であるため、IT初心者にとっても比較的易しいレベルです。

用語補足

https:
 HTTP通信にSSL/TLSによる暗号化を加えた通信方式で、通信内容を安全に送受信できます。主にポート443番を使用します。

SSL/TLS:
 インターネット上の通信を暗号化して安全にするためのプロトコルで、httpsやメールなどに利用されます。

ポート番号:
 通信の種類を識別するための番号で、HTTPは80番、HTTPSは443番などが割り当てられています。

対策

 httpsとhttpの違い、使用されるポート番号、SSL/TLSの役割について一通り整理しておくことが大切です。URLやブラウザ表示を意識しながら学習すると、暗号化通信の理解が深まり、セキュリティ関連の問題にも応用できます。


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