問題
問72
以下の表は、製品の価格と販売数を示したものである。売上金額が最も高い製品はどれか。
製品 | 単価(円) | 販売数(個) |
---|---|---|
A | 1,000 | 200 |
B | 700 | 250 |
C | 1,200 | 150 |
- A
- B
- C
- 全て同じ
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正解
正解は「ア」です。
解説
この問題では、各製品の「売上金額=単価×販売数」を計算して比較することで、最も売上が高い製品を特定します。
- 製品Aは単価1,000円×販売数200個=200,000円
- 製品Bは単価700円×販売数250個=175,000円
- 製品Cは単価1,200円×販売数150個=180,000円
この中で最も金額が大きいのは製品Aの200,000円となるため、正解は「ア:A」です。
このような売上金額の計算は、日常生活でも役立つ基本的な数学的スキルです。
たとえば、スーパーで「1個100円の商品を5個買ったらいくらか?」と考えるのと同じ要領で、単価と個数を掛け合わせることで合計金額を求めることができます。
ITパスポート試験では、こうした基礎的な計算問題も出題されるため、日頃から数量と金額の関係を意識しておくことが有効です。
イ(B):
単価700円に250個販売した場合、売上は175,000円であり、製品Aの200,000円より少ないため不正解です。
ウ(C):
単価1,200円に150個販売した場合、売上は180,000円であり、これも製品Aの200,000円より少ないため不正解です。
エ(全て同じ):
それぞれの製品で売上金額に差があるため、「全て同じ」は明らかに誤りです。
難易度
この問題は売上金額の基本的な算出方法(単価×販売数)を理解していれば簡単に解けるため、難易度は「易しい」と言えます。数学的な計算も四則演算だけで完結しており、ITに関する専門知識は必要ありません。初心者にとっての計算力確認にも最適です。
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用語補足
単価:
単価とは、1個あたりの価格のことです。たとえば、1本100円のペンなら、100円が単価になります。
販売数:
販売数は、実際に売れた商品の個数のことです。売上を計算する際に重要な要素で、単価と掛け合わせて使います。
売上金額:
売上金額とは、商品やサービスを販売して得られた金額の合計です。「売上=単価×販売数」で求めることができます。
対策
このタイプの問題は、単純な数値の掛け算を正確に行えるかを確認するものです。普段から「単価×数量=売上」という関係を理解し、暗算や電卓で素早く計算する練習をしておきましょう。また、数字を見比べて一番大きい金額を瞬時に判断できる力も養うことが重要です。