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【最新版】ITパスポート試験 | 予想問題(マネジメント) [問53] 模擬試験で最短合格!

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問題

問53

以下の表は、3つの開発チームのバグ発見数と修正数を示したものである。最もバグ対応率が高いチームはどれか。

チーム発見数修正数
A2015
B2520
C1817
  • A
  • B
  • C
  • 全て同じ

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正解

正解は「」です。

解説

 この問題では「バグ対応率」、すなわち「発見されたバグのうち、どのくらい修正できたか」の割合を計算する必要があります。各チームのバグ対応率を求めると、次のようになります。

  • チームA:修正数15 ÷ 発見数20 = 0.75(75%)
  • チームB:修正数20 ÷ 発見数25 = 0.8(80%)
  • チームC:修正数17 ÷ 発見数18 ≒ 0.9444(約94.4%)

 このように、チームCが最も高い対応率となっています。
バグ対応率は、開発現場において品質管理や信頼性の指標になります。多くのバグを修正しているチームは、プロジェクトの品質向上に大きく貢献していると評価されます。

 例えば、20個問題が見つかって15個直した人と、18個問題が見つかって17個直した人では、後者の方が「発見された問題に対してより確実に対応している」と言えます。これが対応率の違いであり、今回の正解がチームC(ウ)となる理由です。

  • ア(A):
     チームAの対応率は15÷20=0.75(75%)で、チームCより低いため誤りです。
  • イ(B):
     チームBの対応率は20÷25=0.8(80%)で、チームC(約94.4%)よりも低いため誤りです。
  • エ(全て同じ):
     チームごとにバグ対応率は異なり、特にチームCが最も高いため「全て同じ」という選択肢は誤りです。

難易度

 この問題の難易度は「やや易しい」です。理由は、基本的な割合の計算を行うだけで答えにたどり着けるからです。ただし、割合の意味や計算式(修正数 ÷ 発見数)を正しく理解していないと間違える可能性があるため、算数的な基礎力が必要になります。

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用語補足

バグ:
プログラムやシステムにおける誤りや不具合のことです。例えば、電卓アプリで「1+1」が「3」と表示されるような現象を指します。

バグ対応率:
発見されたバグのうち、どの程度が修正されたかを示す割合です。計算式は「修正数 ÷ 発見数」で表され、品質管理の指標になります。

品質管理:
製品やサービスが一定の品質基準を満たすように管理することです。ソフトウェア開発では、バグの少なさや修正対応の迅速さが評価されます。

対策

 この問題では割合の考え方と計算ができることがポイントです。バグの発見数と修正数が与えられたとき、それらの関係から対応率を計算する練習をしておくとよいでしょう。普段から「比率」や「割合」の問題に慣れておくことで、数字に強くなり、類似問題にも対応できるようになります。