問題
問48
次の表は、各月のプロジェクト進捗率である。最も進捗の良い月を選べ。
月 | 予定進捗(%) | 実績進捗(%) |
---|---|---|
1月 | 20 | 25 |
2月 | 40 | 38 |
3月 | 60 | 58 |
- 1月
- 2月
- 3月
- いずれも同じ
正解
正解は「ア」です。
解説
正解は「1月」です。プロジェクトの進捗の良さを評価するためには、予定進捗と実績進捗の差を比較します。1月は予定進捗20%に対して実績進捗が25%と、予定を5%上回っており、計画より進んでいる状態です。2月は予定40%に対して実績38%、3月は予定60%に対して実績58%で、どちらも予定を下回っています。
このように、予定に対して実績がどれだけ進んでいるかを確認することで、進捗の良い月を判断できます。日常生活の例で言うと、学校の宿題で「今日はこのくらいやる予定」と立てた計画に対して、実際にどれだけ進んだかを比べることで、どの日に良く進めたかを知るイメージです。したがって、この問題では1月が最も進捗が良いと判断できます。
イ(2月):
2月は予定進捗40%に対して実績38%で、予定より2%遅れているため進捗が良いとは言えません。
ウ(3月):
3月も予定60%に対して実績58%で予定を下回っているため、進捗は良くありません。
エ(いずれも同じ):
各月の実績進捗は予定進捗と比べて異なるため、進捗が同じとは言えません。
難易度
本問題は予定と実績の進捗率の差を理解し比較する問題であり、計算は簡単で初心者にも解きやすい内容です。ただし、進捗の良さを「予定より上回っているか」で判断する点がポイントで、正確な読み取りが求められます。
用語補足
進捗率:
プロジェクトや作業の完了度合いをパーセントで示したものです。例えば、宿題の予定が10ページ中5ページ終わった時、進捗率は50%です。
予定進捗:
計画段階で設定した、ある時点までに終わらせるべき作業の割合です。例えば、月の途中で「50%終わらせる」と決めている状態です。
実績進捗:
実際に達成した作業の割合です。例えば、予定より早く進めて70%終わった場合、実績進捗は70%となります。
対策
プロジェクト管理や進捗の把握は、予定と実績の差を正しく読み取る力が必要です。過去問を通じて、予定進捗と実績進捗の比較や進捗率の計算に慣れ、どのように評価すべきか理解を深めることが効果的です。